SITE BUILDING
04
Week 04 / Site Building
外注30万円のサイトを、
自分の手で。
LP・会員サイト・予約システム。
全部 Claude Code 1本で作れる時代の制作フローを、私の実例で全部見せます。
Today's Goal
今日のゴール
「自分のLP・会員サイト」を、外注せずに自分で立ち上げられる状態になる。
Goal 01
サイトの
構造を理解する
フロントエンド/バックエンド/認証ゲート。「サイトは何で出来ているか」を分解して把握する。
Goal 02
5ステップの制作フローを
頭に入れる
GPT image 2 → 素材抽出 → Claude分割 → Claude Design → Claude Code の流れを再現できる。
Goal 03
本番公開まで
自分で運べる
Cloudflare デプロイ・認証ゲート・データ層・配信連動。仕上げに必要な4層を把握する。
Claude Code 勉強会
CHAPTER 01
REAL CASES
01
Chapter 01
先に結論。
この1ヶ月、私は全部
Claude Code で作った。
講義で話す内容は理論じゃなく、動いている実物の作り方。
まずは私が直近1ヶ月で立ち上げたサイト群から見せます。
Real Cases / 4 Sites
直近1ヶ月で動いた4サイト
Claude Code教科書
LIFF判定KV動画
classroom 会員サイト
LINEログインD1進捗
料理公式LINEサイト
マジックリンクバッジ357件
作っているのは私一人。すべて Claude Code で書き、Cloudflare に乗せている。QRをスマホで読むと実物が開きます(一部は認証ゲートかかってます)。
Before / After
サイト制作の市場価格と現実
Before / 外注
同じLPを外注すると
30万円〜
- 納期は2〜4週間
- 修正のたびに再見積もり
- 会員サイトは別途50万〜100万円
- 運用も外注に握られる
After / 自分で
Claude Code 1本でやると
0円 / 半日
- その日のうちに本番URL発行
- 修正は一言で即反映
- 会員サイトもLPも同じスタック
- 運用主導権が手元に残る
「外注しないと作れない」は、もう古い前提。今日はその具体的な手順を全部開示します。
Claude Code 勉強会
CHAPTER 02
ANATOMY
02
Chapter 02
作る前に、
サイトの中身を知る。
いきなり手を動かす前に、まずサイトの分類とサイトの内側の構造を押さえる。
ここを誤ると、設計を何度もやり直すことになります。
LP vs Membership
サイトは2種類に分かれる
LP(ランディングページ)
目的:1ページでリストインまたは購入を取り切る
構造:1ページ完結 / 認証・タグ付けあり(友だち化のため)
例:個別相談会LP・教科書LP
会員サイト
目的:登録済の人にコンテンツを継続提供する
構造:複数ページ / 認証ゲート必須 / DB必須
例:classroom・料理公式LINEサイト
誤解しがちポイント:「LPは認証なし」ではない。私のLPは全部、LIFF経由でリストインや友だち化を取りに行く設計。
違いは「1ページで完結するか」と「継続提供するか」。両方必要な場合はLP→会員サイトの順に作る。
Front / Back / Restaurant Metaphor
サイトは飲食店と同じ構造
どんなサイトも、内側はフロントとバックに分かれる。
飲食店で例えると、ホール・調理場と仕込み・伝票・在庫管理の関係です。
LPはホールだけで成り立つ。会員サイトはホール+裏方の両方が要る。
5ステップワークフロー(次章)は主にフロント側の作り方。バックエンドは Chapter 04 で扱います。
Claude Code 勉強会
CHAPTER 03
WORKFLOW
03
Chapter 03 / Workflow
ここからが本題。
5ステップで作る。
参考元は YouTube「外注なら30万のWebサイト、Claude Design × GPT image 2 で作ってみた」(Shin Coding Tutorial)。
このフローを私が実案件で叩いて磨いたものを共有します。
Workflow Overview
5ステップ全体マップ
Step 01
GPT image 2
LPモック画像を生成
Step 03
Claude で分割
透過PNGに切る
Step 04
Claude Design
モック+素材で実装
Step 05
Claude Code
仕上げ・デプロイ
核心は STEP 1 と 2。次のスライドで「いいサイトの正体」を先に共有します。それを知らないと、5ステップは形だけの真似で終わる。
What Makes A Site Good
いいサイトの正体は、素材の数
「きれいなサイト」「AI感のないLP」の正体は、レイアウトの美しさじゃない。
使われている素材の数と質で、8割が決まっている。
Case A / 素材なし
0点の素材
テンプレ感のあるLP
- 背景は単色のグラデのみ
- 装飾図形・アイコンなし
- 写真は1枚もない
→ どこかで見た仕上がり
Case B / 素材豊富
30+点の素材
オリジナリティのあるLP
- 抽象図形・装飾パターン
- カスタムアイコン・ロゴ
- 人物・商品イラスト
→ 30万円外注LP級の仕上がり
だから STEP 1〜3 は「素材を作って・抜いて・揃える」工程に全力を使う。素材数 = サイトの個性。
Claude Design単体だとAI感が出る理由は、素材を渡してないから。逆に素材さえ揃えば、誰が作っても外注クオリティに届く。
Step 01 / Mock
Step01 / 05
GPT image 2 でLPモック生成
最初の一手は ChatGPT の画像生成(GPT image 2)で、LPの完成イメージを1枚絵にする。
ここで使うのは構造化プロンプト。「いい感じに」で投げない。
構造化プロンプトの骨格
5つの要素を必ず指定
① 目的(例:個別相談予約)
② 業種・ターゲット
③ トンマナ(ポップ/落ち着き/プロ)
④ デザイン要件(不規則な図形・柔らかい抽象形状)
⑤ 含めるセクション
効くフレーズ
「不規則な図形」「柔らかい抽象形状」
トンマナワードがそのまま出力に乗る。「ポップ」「遊び心」など、目指す印象の語を具体的に置く。
ふんわり指示でも動くが、構造化した方が再現性が桁違いに上がる。
Step 02 / Assets
Step02 / 05
同じ画像から素材だけ抜く
STEP 1 で作ったモック画像を、もう一度 GPT に渡して素材抽出させる。
前スライドで言った「素材数」を確保する工程。ここを飛ばすとAI感が消えない。
指示の型
「素材を1枚にまとめて」
「LP画像のウェブデザイン用素材を1枚にまとめて。各要素をグリッド上で独立させて。正方形・ピクセル統一で」
と指示すると、後工程の切り抜きが安定する。
何を抽出するか
図形 / ロゴ / アイコン / イラスト
抽象図形・装飾だけでなく、ロゴ・アイコン・人物イラストも追加で出させる。
「他に必要な要素は?」と聞き返すと足してくれる。30個以上確保したい。
Step 03 / Split
Step03 / 05
Claude で素材を分割・透過
STEP 2 で出来た「素材まとめ画像」を、今度は Claude(Web版 or Claude Code)に渡して1個ずつに分割+透過PNG化させる。
なぜ Claude か
ChatGPTは画像分割が苦手
ChatGPTは「画像を分割して」を頼んでも一括出力できない。
Claude は画像処理スクリプトを書いて実行するため、確実に1個ずつ独立した透過PNGとして出てくる。
指示の型
「1つずつに分割して透過して」
$
この画像の各要素を1個ずつに分割して、背景を透過したPNGで書き出して
出力先フォルダは assets / icons で分けて保存しておくと、STEP 4 で渡しやすい。
Step 04 / Design
Step04 / 05
Claude Design で一発実装
Claude Design に、LPモック画像と素材フォルダをドラッグ&ドロップ。
「上記のLPデザインと素材を渡したので忠実に作って」と一言で投げる。
入力するもの
モック1枚 + 素材フォルダ
・STEP 1 の LPモック画像(1枚)
・STEP 3 の 素材フォルダ(assets / icons)
・「忠実に再現して」の一言
使い方の作法
右上のコメント機能で部分修正
全体プロンプトを書き直さず、右上のコメント機能で「ここの画像差し替え」「この色を変えて」と部分修正する。
これが一番速い。
注意:Claude Design は週次の利用上限が厳しい。重い修正は早めに Claude Code へ移行する。骨組みが出来た時点でハンドオフするのが正解。
Step 05 / Finalize
Step05 / 05
Claude Code で仕上げて公開
Claude Design の右上「Share → Hand to Claude Code」でコマンドをコピー。
ローカルディレクトリに貼り付けると、HTML一式が降りてくる。ここから先が私たちの主戦場。
仕上げ作業の中身
セクション追加 / レスポンシブ / デプロイ
・足りないセクションを追加(FAQ / 申込フォーム / Footer)
・スマホ表示を最優先で詰める(朝倉ルール)
・本番URLまで一気通貫
便利スキル
/frontend-design でレイアウト個性
セクションごとにレイアウトを変えるとリッチに見える。
/frontend-design スキルでセクション単位の差し替えを依頼すると、テンプレ感が抜ける。
$npm run build
$npx wrangler pages deploy dist --project-name=your-site
Claude Code 勉強会
CHAPTER 04
EXTRA LAYER
04
Chapter 04 / Extra Layer
5ステップの先に、
私が必ず足す4層。
外側のデザインだけで終わると「ただ綺麗なLP」で止まる。
事業に効くサイトにするためのバックエンド側の追加レイヤーを共有します。
Layer 01 / Hosting
サイトを置く場所はCloudflare
作ったサイトは、どこかの「土地」に置かないと公開できない。
Cloudflareは、世界一等地のビルを無料で貸してくれる大家さん。これ以外を選ぶ理由がない。
店構え(土地)
家賃ゼロ・回線最速
自前でサーバーを借りると月額数万円、しかも遅い。
Cloudflareなら家賃ゼロ、世界中の人が来ても回線が落ちない。月間PV5万なら課金ゼロ。
物件タイプ
同じ大家から2タイプ借りる
・Pages=看板を置くだけの物件(LP向け)
・Workers=レジ・会員カード処理ができる物件(会員サイト向け)
4サイト全部、同じ大家さんから借りている。
公開はコマンド1発
入居手続きが10秒
$npx wrangler pages deploy
これで本番URL発行。借りる契約も、引っ越しも、書類なし。事業初期に「サーバー代の心配」が消えるのが一番の価値。
Layer 02 / Auth
認証ゲートの3パターン
私のサイトはLPも会員サイトも、ほぼ全て何らかの認証を入れている。
目的別に3パターン、明確に使い分けている。
LP用
リストイン獲得
誰でも閲覧可
予約/閲覧したらタグ自動付与
後段でリマインド配信に繋がる
採用例:個別相談LP
コンテンツ保護
友だち限定閲覧
公式LINEの友だちのみ閲覧可
LINE Loginチャネルで一発判定
非友だちはブロック
採用例:Claude Code教科書
複数チャネル跨ぎ
個別最適化
LINEでURL受信→踏むと閲覧可
30日Cookieで継続セッション
プロバイダー違いも吸収
採用例:料理公式LINEサイト
判断軸:リストイン獲得が目的ならA、友だち限定の限定コンテンツならB、複数チャネル/個別最適化が必要ならC。
LINE以外の流入(メール・X等)が混ざるなら必ず C に倒す。
Layer 02 / Beyond Auth
認証を入れると世界が広がる
認証は「壁」を作るためだけのものじゃない。
誰が見ているかがわかると、その人専用の体験が作れる。
実例:料理公式LINEサイトでやっていること。
マイページ
「あなたが読んだ記事6件」
「お気に入り6件」
在籍日数・進捗バー
バッジ・ゲーミフィケーション
在籍7日 / 30日 / 100日でバッジ
獲得時にLINE Push通知
「続けて見たくなる」設計
ブロック離脱抑止
公式LINEブロック = サイト不可視
ブロックすると自分が困る構造
月150人ペースのリスト維持
これが「認証を入れる本当の理由」。
壁の内側で個別最適化された体験を出せると、LINEブロック率も離脱率も劇的に下がる。ファネル設計はここから先が本番。
Layer 03 / Data
データをどこに置くか
サイトを育てるためのデータ層。記事・会員・予約・配信履歴。
どれをどこに置くかで、後の運用負荷が10倍変わる。
業務データ
会員情報・予約・配信履歴
SQLでクエリ可
Workersから直叩き
セッション・短期キャッシュ
マジックリンクトークン
メールアドレス保存
超高速読み出し
コンテンツ管理(CMS)
記事・レシピ・教材
朝倉が書く → 自動で同期
サイトに反映
料理公式LINEサイトはこの3つを全部使っている。Notionに書いたレシピが、D1の会員情報と組み合わさって、サイト上で「あなた向け表示」になる。
Notion APIは遅いのでサイト読み出しには使わない。静的JSONに同期させる設計が王道。
Hands-on
今日のハンズオン
話を聞いただけでは作れない。今日この場で1本立ち上げて、実際に本番公開するところまで踏む。
Task 01
自分の事業で
欲しいLPを1つ選ぶ
「個別相談LP」「サービス販売LP」「メルマガ登録LP」。1ページで完結する一番欲しい1本。
Task 02
STEP 1〜3 を
実際に手を動かす
GPT image 2でモック生成 → 素材抽出 → Claudeで分割。ここまでを講義中に通す。
Task 03
本番URLを
実際に発行する
Claude Designで実装 → Claude Codeで仕上げ → Cloudflare Pagesにデプロイ。「実物が公開された」状態をその場で作る。
提出:Discord「実績報告部屋」に本番URLをスクショ付きで投下。来週のWeek5でいくつかピックアップして講評します。
NEXT WEEK
NEXT
Next Week / Week 05
サイトは、
「作って終わり」じゃない。
来週はWeek 5、クロージング回。
「ここから先、Claude Code をどう自分の事業に組み込み続けるか」を、5週間の総まとめとして話します。
Homework
自分のLPを1本、本番URLまで運ぶ
Discord実績部屋にスクショ + URLを投下してください。
Next Week
Week 05 — クロージング回
5/22(木) 21:00〜。Claude Code を「自走」に変えていく最終回。